八欧機器が取り扱う、EGO製品、EGOサーモスタットの選定方法、EGO以外の製品におけるよくある質問とそのお答えをまとめてご紹介します。
お客様のご不明な点がこちらに掲載されていない場合は、お気軽にお問い合わせください。内容を確認した後、こちらからご連絡させていただきます。
Q.
EGOサーモスタットの別売品について教えてください。
A.
いろいろな別売品をご用意しております。代表的な別売品としてダイヤル、化粧板、スタフィンBOXがございます。
ホームページ上にてご紹介しておりますので、ご参照ください。
Q.
EGOサーモスタットは、どの用途に使われているのですか?
A.
厨房機器の他、多岐にわたる分野にて使用していただいております。現在まで使用された製品について、代表的な製品をのせておりますのでご参照ください。
Q.
EGOサーモスタットの温度帯はどのような範囲で用意しているのですか?
A.
-20~600℃までの温度域を用意しております。代表的な温度帯での使用用途がございますので、ご参照ください。
Q.
EGOサーモスタットの使用を検討しております。タイプを選定する場合の注意点等はありますか?
A.
EGO社では様々な種類のサーモスタットを製造しており、日本には、その一部が流通しております。機種を選定頂く場合、温度範囲、接点構成で、ある程度絞って頂き、更に迷うようであれば、センサー耐熱を御確認頂くのも良いと思います。温度範囲は良いものの、実際にヒーターのオーバーシュート等によって、センサー耐熱以上の温度が掛かってしまいますと破損の原因にもなりますので、センサー最高温度も合わせて御確認頂くことをお勧めいたします。これ以外でもスタフィンボックスの要、不要も選定のポイントになります。この点の詳細については、EGOの可変式サーモスタットでもご紹介させて頂いておりますので、御参考になさって下さい。
Q.
タイプ表に「金接点」というのがありますが、これは他と比べて何が違うのでしょうか?
A.
EGOサーモスタットは通常、接点の材質に銀合金を使っております。これに対しまして金接点タイプは接点に硬質金メッキをしており、これによって0.5A/12Vの微小電流にお使い頂けるようになっております。
Q.
タイプ表の温度表記に「K」とありますが、これは何ですか?
A.
「K」とは、温度の単位の一つで「ケルビン(記号:K)」と呼ばれています。普段見慣れている「℃」と温度の間隔は同一ですので、タイプ表内で「復帰温度差(約)2K」とある場合は「復帰温度差(約)2℃」と考えて頂ければと思います。
Q.
過昇防止として手動復帰のタイプを使用したい
A.
EGOサーモスタットには、55.13タイプと55.325タイプ、55.335タイプのフェールセーフ式ハイリミッターをご用意しております。フェールセーフ式ハイリミッターは、センサーやキャピラリーにピンホール、クラック等ができて液漏れした際にOFFするフェールセーフ機構となっております。
Q.
センサー最高温度の選定は重要!!
A.
センサー最高温度を超えて使用すると故障の原因となります。温度上昇が早すぎるとサーモスタットがOFFした後オーバーシュートによりセンサー最高温度を超えてしまう可能性がございます。ご使用する温度帯より余裕のあるセンサー最高温度のタイプをご使用ください。また余裕のない場合は、お客様にてオーバーシュート等、問題ないか動作確認を行ってください。
Q.
高い温度帯で太い径で短いセンサー長のセンサーはないか?
A.
EGOサーモスタットは高い温度帯になると封入液の性質上、径が細くなりセンサー長が長くなる傾向となります。
Q.
可変式サーモスタットである一定の温度でしか使用しない場合の選定基準は?
A.
EGOサーモスタットは、基本的に温度範囲(最低~最高)が狭いタイプほど公差が少なく精度がよくなります。センサー最高温度、接点、センサー径等、色々選定基準はあると思いますが、使用する温度帯で色々な型式を選定できる場合は、温度範囲の狭いタイプを選定されるのも良い選定方法です。